商品推廌

◎外観は、過度の期待はしないで下さい

◎必ず自己紹介欄をご覧の上、ご入札お願いします

メカニズム部にはケンウッド独自の偏心吸収機構を搭載しており、ディスクを回転中心点にセットすることでメカニズムの裸特性を高め、サーボに余分な負担をかけずに読取り精度を高めています。
DP-2000の偏心吸収機構は、ディスク・クランパーにリング状のマグネットを配しディスクを均一に着装することで水平をとっています。そして、センターシャフトの周囲には真鍮削り出しのセンターガイドを採用しています。このセンターガイドは圧縮コイルバネによって浮き沈みする構造をとっているため、センターホールの大きなディスクを再生する時は浮き上がり、センターホールの小さいディスクを再生する時は沈み込むという動作をします。
この偏心吸収機構は高剛性回転機構としてディスクをしっかりとクランプするため、ディスクは常に回転中心点を確保しながら回転でき、読取り精度が向上しています。

サーボ回路にはオプティマム・サーボコントロールを採用しています。
この回路ではディスクに傷や埃などがあると自動的に検知し、傷の手前からサーボ量を適切に制御し、障害部分を通過すると元のサーボ量に戻るという働きをしています。このため、トラッキングのズレは殆ど無く、ディスクのRF信号を正確に再現します。

出力段にはカスケード・フィードバックアンプを用いたツイン出力構成を採用しており、左右チャンネル間の干渉を排除して低歪率・高セパレーションを得ています。さらにローパスフィルターにはディスクリート構成によって性能向上を図った自社製新開発フィルターを採用しており、歪率は測定限界以下の優れた特性を得ています。

不要帯域遮断特性や帯域内リップル特性に優れたFIR(Finite Impulse Response)型のデジタルフィルターを搭載しています。
このフィルターではデジタルデータ段階で24.1kHzから64.1kHzまでの不要な帯域を80dB以上と大幅に遮断しているため、後段のアナログフィルターの次数が少なくて済み、乱れやすい群遅延特性を大幅に改善しています。
さらにD/Aコンバーターにはカスケード・アンプ・フィードバック回路を搭載しており、歪率やSN比を大幅に向上させています。

デジタル信号処理部、デジタルフィルター、D/Aコンバーターの全てのデジタル処理部を1種類のクロックに完全同期するユニリニア・コンバーターシステムを採用しています。
D/Aコンバーターブロックは積分用定電流駆動回路による16ビット積分型となっています。

脚部には新開発のインシュレーターを採用しており、外部振動を抑えることでサーボ回路の余分な負担を抑えています。

電源部には2トランス4巻線11電源構成を採用しており、電源を介しての相互干渉を排除しています。
さらにD/Aコンバーターブロックはより一層重視し、シャントレギュレーター2個とシリーズレギュレーター4個の電源供給方式でサポートしています。

ディスクの回転用とピックアップの送り用にコギングの少ない4極5スロットの大トルクモーターを採用しています。
このモーターは軸性能を改善して偏心の少ないシャープな回転を得ています。

ピックアップ部にはトラック方向に対して3本のビームを斜めに当てる3ビーム方式のピックアップを採用しています。
この方式では真中のビームで信号を読み取り、両端の2つがトラックズレをリアルタイムで検出しています。さらに、対物レンズを動かすアクチュエーターの振動特性を改善して高精度なトレースを実現しています。

CDには録音時に絶対位相がとれていてもトラックダウンするうちに逆相になるものがあります。このCDを正相で楽しむために位相を180゜反転できるインバート出力を搭載しています。
この機能は音楽信号がデジタルデータの段階で位相を反転させるため音質劣化がありません。

サブコード出力端子を搭載しています。

マニュアルサーチや飛越選曲、最大16曲のランダムプレイ、特定区間のメモリーリピート、リザーブキーによる次の曲の予約、スペースキーによる約4秒間の空白スペース作成、オートポーズ、全曲・メモリーリピートなどの機能を搭載しています。