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―”画像-1“― ■■『茶人の花押抄』・・・■■ ●●「利休・道安・少庵・宗旦」・・・●● ◆利休・4点。  ◆道安・2点。  ◆少庵・4点。  ◆宗旦・4点。  ●●「表千家」・・・●● ◆四世 ・江岑・ 1点。  ◆五世 ・随流斎・2点。  ◆六世 ・原叟 ・2点。 ◆七世 ・如
按我看商品



―”画像-1“―

■■『茶人の花押抄』・・・■■

●●「利休・道安・少庵・宗旦」・・・●●

◆利休・4点。  ◆道安・2点。  ◆少庵・4点。  ◆宗旦・4点。 

●●「表千家」・・・●●

◆四世 ・江岑・ 1点。  ◆五世 ・随流斎・2点。  ◆六世 ・原叟 ・2点。
◆七世 ・如心斎・3点。  ◆八世 ・○啄斎・2点。  ◆九世 ・了々斎・2点。
◆十世 ・吸江斎・2点。  ◆十一世・碌々斎・2点。  ◆十二世・惺斎 ・2点。
◆十三世・即中斎・1点。                            

―”本-画像“―

■■『茶人の花押抄』・・・■■

●●「裏千家」・・・●●

◆四世 ・仙叟・ 1点。  ◆五世 ・常叟・ 1点。  ◆六世 ・六閑斎・2点。
◆七世 ・竺叟・ 2点。  ◆八世 ・一燈・ 2点。  ◆九世 ・不見斎・2点。
◆十世 ・認得斎・2点。  ◆十一世・玄々斎・3点。  ◆十二世・又玄斎・2点。
◆十三世・円能斎・2点。  ◆十四世・淡々斎・2点。              

●●「武者小路千家」・・・●●

◆一世・一翁・ 2点。   ◆二世・文叔・ 3点。   ◆三世・真伯・ 2点。 
◆四世・直斎・ 2点。   ◆五世・一啜斎・2点。   ◆六世・好々斎・1点。 
◆七世・以心斎・2点。   ◆八世・一指斎・2点。               

―”画像-4“―

■■「花押の場」―茶道具にみる茶人の花押・・・■■

●●「掛物」・・・●●

★掛物みる花押はそのほとんどは消息であり・花押は消息において最もその効果を果たしている。すなわち自
 署である照明の意味を持ち・しかも茶人の消息の場合はほとんどが私用の書翰であるから草体の花押を用い
 ている。そのため・より一層の人物に対する親しみがもたれるのである。ここでは古田織部・本阿弥光悦・
 松平不昧の三茶人の消息を掲げる。消息の他には和歌の短冊・色紙・懐紙・それから極書の表装されたもの
 などに花押がみられる。墨蹟の場合も・まれに落款に花押を用いる事があり・遺偈などにみられる。   
 また画賛物では・松花堂昭乗の絵に沢庵と江月が賛している幅で・沢庵が印象の替りに花押を書いている例
 などがある。                                          

◆古田織部 ・消息・  「田中清六宛」   ・(織部・花押)。
◆本阿弥光悦・消息・  「二月七日付」   ・(光悦・花押)。
◆松平不昧 ・消息巻物・「(巻末)・宗郁宛」・(不昧・花押)。

 




■■『茶人の花押抄』・・・■■

●●「藪内流」・・・●●

◆流祖・剣仲・2点。      ◆二世・真翁・ 1点。  ◆三世・剣翁・1点。
◆五世・竹心・1点。      ◆六世・比老斎・1点。            

●●「遠州流」・・・●●

◆流祖・宗甫・(遠州)・2点。 ◆二世・宗慶・1点。   ◆三世・宗実・2点。
◆八世・宗中・     1点。                        

●●「宗偏流」・・・●●

◆流祖・宗偏・1点。      ◆二世・宗引・1点。   ◆三世・宗円・1点。

●●「数寄者」・・・●●

◆津田宗及。    ◆今井宗久。    ◆織田有楽。    ◆蒲生氏郷。 
◆芝山監物。    ◆桑山宗仙。    ◆久須美疎安。   ◆三宅亡羊。 
◆杉本普斎。    ◆閑事庵宗信。   ◆川上不白。    ◆松尾宗二。 
◆金森宗和。    ◆片桐石州。    ◆細川三斎。    ◆松花堂昭乗。
◆烏丸光広。    ◆酒井宗雅。    ◆酒井抱一。    ◆井伊掃部。 

 




■■「花押を書く人」・・・■■

★花押の種類と傾向はその人の地位や職種に左右されるところが大きい。ここでは茶の湯の掛物や道具に記さ
 れた花押から・その傾向を吟味してみよう。                            

●●「茶匠」・・・●●

★茶匠の花押は消息・茶器・茶杓などの幅や器物に直接記されるとともに・すべての種類の箱書に記されてそ
 の役割を果たしている。ここでは三つの楽茶碗の箱に記された三宗匠の花押をとり上げ・それぞれの個性を
 みてみたいと思う。長次郎黒茶碗・「楓暮」・は千宗旦・同じく長次郎黒茶碗・「摺墨」・は山田宗偏・二
 代目楽常慶赤楽茶碗・「山居」・は川上不白の花押である。このように各流・各代の茶匠ら自ら所持したり
 ・自流の縁故の人に依頼されたりして箱書し花押を書くことによって茶道具を修飾し・茶会を演出してくれ
 ているのである。                                        

◆長次郎・作・黒茶碗・銘・「摺墨」・(山田宗偏・箱書/香雪美術館)。宗偏・花押。      
◆長次郎・作・黒茶碗・銘・「楓暮」・(宗旦・箱書/香雪美術館)。宗旦・花押。        
◆常慶・作・赤茶碗・ 銘・「山居」・(宗旦・直書/川上不白・箱書/香雪美術館)。不白・花押。

 




■■「代を重ねる花押」・・・■■

★茶道具の価値は往々にしてその箱及び箱書によって立証されることがある。すなわち箱や次第・(仕覆・添
 幅・添盆など)・が多く付属するから価値があるのではなく・中身が優れているからこそ箱や次第が多いの
 である。そしてその箱には内容物の名と・外箱ならば内箱の筆者を記し・これに署名と花押が伴う。箱書が
 多く重なる場合・同流の茶匠が代を追って箱を重ねることが多く・箱に伴って代々の花押が重なってくるこ
 とになる・・・略。                                       

◆藪内剣仲作・「一重切花入」・(休々斎・内箱/添幅/竹窓・外箱/香雪美術館)。   

★休々斎・添幅。 ★休々斎・花押。 ★竹窓・花押。

 




■■「代を重ねる花押」・・・■■

★いま一つが少庵共筒茶杓・(無銘)・である。この茶杓は作者少庵の共筒花押に始まり・内箱に元伯宗旦が
 添状に表千家六世原叟が・中箱に七世如心斎が・外箱に九世了々斎が次々と書付をし・何と五代にわたる花
 押が文字通り・一本の茶杓に花を添えているのである。                       

◆少庵共筒・「茶杓」・(箱書・内箱・宗旦/中箱・如心斎/外箱・了々斎/原叟・添状)。

★了々斎・花押。 ★如心斎・花押。 ★宗旦・花押。
★原叟・花押。  ★少庵・「〆 少花押」。    

 




■■「花押の施法」・・・■■

●1・墨書。 ●2・漆書。 ●3・筋彫。 ●4・字形。

―”額彫”―

◆原叟・作・尺八花入・銘・「相生」。   

―”漆書”―

◆久須美疎安・作・竹蓋置・銘・「八木」。 

―”墨書”―

◆仙叟・共筒・茶杓。           

―”字形”―

◆松平不昧・作・一重切花入・銘・「寸龍」。

 




■■「珍器と花押」・・・■■

★珍しい器に花押があることは・その器物を一層引き立て・興味を倍加させるものがある。また時には花押が
 あることによって珍品の扱いを受けることもある。前者の例として備前寿老香合を・後者の例として寸松庵
 作竹蓋置を掲げた。この香合は備前池田家候の家老で・虫明焼の創始者である伊木三猿斎の手造りであり・
 やはり虫明焼の窯で作られたと思われるが・誠に珍品であるといえよう。そしてその蓋の部分と裏側と・箱
 の蓋の両方に玄々斎の書付があり・玄々斎が三猿斎に皆伝のを授けた師匠であるだけに格別にゆかしく思わ
 れる。・略・・・・・。                                     

◆伊木三猿斎・手造・寿老香合・(玄々斎・在判・箱書)。玄々斎・花押・箱書。       
◆佐久間将監・作・竹蓋置・銘・「月代」・(山田宗偏・箱書/香雪美術館)。将監・花押。  
◆井戸塩笥形香炉・黒塗四方盆・銘・「三笠山」・(利休・在判/・前田家伝来)。利休・花押。

 

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■茶道誌■『なごみ』■特集―「茶人の花押」■「花押とは」■「花押の場」―茶道具にみる茶人の花押―掛物/花入/香合/釜/水指/茶器/茶碗/茶杓■「花押を書く人」―釈家/武将/茶匠■「代を重ねる花押」■「花押の施法」―額彫/漆書/墨書/字形■「珍器と花押」■「花押の成立と茶人」―花押の定義/花押の歴史/花押の様式/花押の果たす役割/茶人の花押■「茶人の花押」―利休/道安/少庵/宗旦―表千家―四世・江岑/五世・随流斎/六世・原叟/七世・如心斎/八世・○啄斎/九世・了々斎/十世・吸江斎/十一世・碌々斎/十二世・惺斎/十三世・即中斎―裏千家―四世・仙叟/五世・常叟/六世・六閑斎/七世・竺叟/八世・一燈/九世・不見斎/十世・認得斎/十一世・玄々斎/十二世・又玄斎/十三世・円能斎/十四世・淡々斎―武者小路千家―一世・一翁/二世・文叔/三世・真伯/四世・直斎/五世・一啜斎/六世・好々斎/七世・以心斎/八世・一指斎―藪内流―流祖・剣仲/二世・真翁/三世・剣翁/五世・竹心/六世・比老斎―遠州流―流祖・宗甫・(遠州)/二世・宗慶/三世・宗実/八世・宗中―宗偏流―流祖・宗偏/二世・宗引/三世・宗円―数寄者―津田宗及/今井宗久/織田有楽/蒲生氏郷/芝山監物/桑山宗仙/久須美疎安/三宅亡羊/杉本普斎/閑事庵宗信/川上不白/松尾宗二/金森宗和/片桐石州/細川三斎/松花堂昭乗/烏丸光広/酒井宗雅/酒井抱一/井伊掃部■拙庵徳光/無学祖元/古田織部/本阿弥光悦/松平不昧/藤村庸軒/土佐光成/藤村正員/如心斎/宗旦/幸阿弥/鷹司輔信/古田織部/小堀遠州/沢庵宗彭/土屋相模守彦直/加藤清正/川上不白/佐久間将監/伊達政宗/他■掛軸■茶道/道具■以下詳細をご覧下さい!!■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”(1998年5月・通巻第101号)”**



■■『特集』・・・■■


●●『茶人の花押』・・・●●

―”伝来を証する形象の美”―

**”監修・文=小田栄一・(茶道研究家)”**

**”(約・39頁)”**

★花押は中国に始まり・日本に定着した。
 日本の武将や文化人はこれを自分の署名の代用として
 いろいろな用途に活用してきたが・ことに古人の審美
 眼に喜び・伝来を貴ぶ茶の湯においては・自作の直書
 とともに・極書・箱書付という独特の場を得て発展を
 みた。
 いまに伝える茶人の花押を・さまざまな角度から探っ
 てみたい。

  ◆利休作・共筒茶杓。

     ★内箱―随流斎。

     ★中箱―如心斎。

     ★外箱―一燈。



■発行日=昭和63年5月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=600円。
■状態=美品。
  ●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。
  ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが
  ●大きな・ダメージは無く
  ●年代的には・良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 *神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



●全・128頁・・・!!



●特集の・・・!!

  ◆「茶人の花押」・は・約・39頁。



●『茶人の花押抄』・・・●

**”(約106点)”**

―”利休・道安・少庵・宗旦”―

  ◆利休・4点。

  ◆道安・2点。

  ◆少庵・4点。

  ◆宗旦・4点。

―”表千家”―

  ◆四世・江岑・1点。

  ◆五世・随流斎・2点。

  ◆六世・原叟・2点。

  ◆七世・如心斎・3点。

  ◆八世・○啄斎・2点。

  ◆九世・了々斎・2点。

  ◆十世・吸江斎・2点。

  ◆十一世・碌々斎・2点。

  ◆十二世・惺斎・2点。

  ◆十三世・即中斎・1点。

―”裏千家”―

  ◆四世・仙叟・1点。

  ◆五世・常叟・1点。

  ◆六世・六閑斎・2点。

  ◆七世・竺叟・2点。

  ◆八世・一燈・2点。

  ◆九世・不見斎・2点。

  ◆十世・認得斎・2点。

  ◆十一世・玄々斎・3点。

  ◆十二世・又玄斎・2点。

  ◆十三世・円能斎・2点。

  ◆十四世・淡々斎・2点。

―”武者小路千家”―

  ◆一世・一翁・2点。

  ◆二世・文叔・3点。

  ◆三世・真伯・2点。

  ◆四世・直斎・2点。

  ◆五世・一啜斎・2点。

  ◆六世・好々斎・1点。

  ◆七世・以心斎・2点。

  ◆八世・一指斎・2点。

―”諸流”―

―”藪内流”―

  ◆流祖・剣仲・2点。

  ◆二世・真翁・1点。

  ◆三世・剣翁・1点。

  ◆五世・竹心・1点。

  ◆六世・比老斎・1点。

―”遠州流”―

  ◆流祖・宗甫・(遠州)・2点。

  ◆二世・宗慶・1点。

  ◆三世・宗実・2点。

  ◆八世・宗中・1点。

―”宗偏流”―

  ◆流祖・宗偏・1点。

  ◆二世・宗引・1点。

  ◆三世・宗円・1点。

―”数寄者”―

  ◆津田宗及。

  ◆今井宗久。

  ◆織田有楽。

  ◆蒲生氏郷。

  ◆芝山監物。

  ◆桑山宗仙。

  ◆久須美疎安。

  ◆三宅亡羊。

  ◆杉本普斎。

  ◆閑事庵宗信。

  ◆川上不白。

  ◆松尾宗二。

  ◆金森宗和・2点。

  ◆片桐石州。

  ◆細川三斎。

  ◆松花堂昭乗。

  ◆烏丸光広。

  ◆酒井宗雅。

  ◆酒井抱一。

  ◆井伊掃部。



●蒐集・資料などの・参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。

  ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



■■『特集』・・・■■

●●『茶人の花押』・・・●●

―”伝来を証する形象の美”―

**”監修・文=小田栄一・(茶道研究家)”**

**”(約・39頁)”**


●●「花押とは」・・・●●

  ◆拙庵徳光・墨蹟。
             ・金渡の墨蹟。
             ・重文。

     ★拙庵徳光・花押。

  ◆無学祖元・墨蹟。
             ・根津美術館。

     ★無学祖元・花押。


●●「花押の場」・・・●●

―”茶道具にみる茶人の花押”―


●「掛物」・・・●

★掛物みる花押はそのほとんどは消息であり・花押は消
 息において最もその効果を果たしている。
 すなわち自署である照明の意味を持ち・しかも茶人の
 消息の場合はほとんどが私用の書翰であるから草体の
 花押を用いている。
 そのため・より一層の人物に対する親しみがもたれる
 のである。
 ここでは古田織部・本阿弥光悦・松平不昧の三茶人の
 消息を掲げる。
 消息の他には和歌の短冊・色紙・懐紙・それから極書
 の表装されたものなどに花押がみられる。
 墨蹟の場合も・まれに落款に花押を用いる事があり・
 遺偈などにみられる。
 また画賛物では・松花堂昭乗の絵に沢庵と江月が賛し
 ている幅で・沢庵が印象の替りに花押を書いている例
 などがある。

  ◆古田織部・消息・「田中清六宛」。

     ★織部・花押。

  ◆本阿弥光悦・消息・「二月七日付」。

     ★光悦・花押。

  ◆松平不昧・消息巻物・「(巻末)・宗郁宛」。

     ★不昧・花押。


●「花入」・・・●

  ◆利休・作・二重切花入・銘・「この花」。
             ・滴翠美術館。

     ★同背面・利休の銘書と花押。


●「香合」・・・●

  ◆黒根来一文字香合。
             ・織田有楽在判。
             ・香雪美術館。

     ★有楽・花押。

  ◆藤村庸軒・好・回也香合。
             ・在判・箱書。
             ・土佐光成絵。
             ・香雪美術館。

     ★庸軒・花押。

     ★光成・花押。


●「釜」・・・●

  ◆藤村庸軒・所持・古天明責紐釜。
             ・藤村正員・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★藤村正員・花押。


●「水指」・・・●

  ◆古信楽・鬼桶水指。
             ・宗旦底直書。
             ・如心斎塗蓋直書。
             ・了々斎箱書・同添状。
             ・香雪美術館。

     ★如心斎・花押。

     ★宗旦・花押。


●「茶器」・・・●

★花押が最も重い役割を果たすのは棗においてである。
 紹鴎花押がその好みの棗に漆書されたことに始まり・
 利休も各種に及び・以下代々の茶匠が自らの好みもの
 ばかりでなく・自流に縁あるものに多数花押している。
 これは棗そのものの存在感に加え・これを好んだ人が
 大切な意味をもち・取り合わせをおこなう場合にもそ
 れが大きな役割を果たすことによる。・略・・・。

  ◆藪内竹心・好・女郎花蒔絵棗。
             ・幸阿弥作・在判。
             ・香雪美術館。

     ★幸阿弥・花押。

  ◆鷹司輔信・好・菊形茶器。
             ・在判。
             ・香雪美術館。

     ★輔信・花押。

  ◆松平不昧・好・大菊棗。
             ・在判。
             ・香雪美術館。

     ★不昧・花押。


●「茶碗」・・・●

★茶碗の場合は多く箱書にその所持者または命銘者の花
 押が記されているが・時に直接茶碗に花押されること
 もあり・この場合・作者ではなく所持した茶匠のもの
 が多い。
 なお時代が下がると・茶匠の手造り茶碗に自らの花押
 を彫銘していることもある。
 ここでは珍しい三例を挙げた。
 すなわち一つは長次郎・「勾当」・で・これを指導注
 文した利休がケラ判を直書している。
 ・略・・・・・。
 さらにもう一つの古備前茶碗は・宗旦がこれまた直書
 で・「利休」・と書き・花押を添えている。
 これには二通りの解釈があり・一つは利休所持・いま
 一つは利休頭巾を連想することから・利休を銘とした
 と考えられるのである。

   ◆古備前茶碗。
             ・宗旦直書・「利休」。
             ・○啄斎・箱書。

     ★○啄斎・花押。

  ◆長次郎・作・茶碗・銘・「勾当」。
             ・利休在判。
             ・仙叟・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★利休・花押。

  ◆赤織部沓茶碗。
             ・古田織部直書。
             ・大和文華館。

     ★織部直書・「茶須暖火灸活火煎・花押」。


●「茶杓」・・・●

  ◆小堀遠州・作・共筒茶杓・銘・「わかみどり」。
             ・小堀宗実・箱書。

     ★遠州・「封・花押」。

  ◆宗旦・作・象牙茶杓・追銘・「吉夢」。
             ・玄々斎・箱書。

     ★玄々斎・「花押・吉夢・不忘」。



●●「花押を書く人」・・・●●

★花押の種類と傾向はその人の地位や職種に左右される
 ところが大きい。
 ここでは茶の湯の掛物や道具に記された花押から・そ
 の傾向を吟味してみよう。


●「釈家」・・・●

  ◆沢庵宗彭・消息・「九月十八日付」。

     ★沢庵宗彭・花押。

  ◆江雪宗立・消息・「十月二十七日付」。

     ★江雪宗立・花押。


●「武将」・・・●

  ◆土屋相模守彦直・作・「野雁三羽」。

     ★直作・「自作・花押」。

  ◆加藤清正・共筒茶杓・銘・「不老不死」。

     ★清正・「不老不死・清正花押」。


●「茶匠」・・・●

★茶匠の花押は消息・茶器・茶杓などの幅や器物に直接
 記されるとともに・すべての種類の箱書に記されてそ
 の役割を果たしている。
 ここでは三つの楽茶碗の箱に記された三宗匠の花押を
 とり上げ・それぞれの個性をみてみたいと思う。
 長次郎黒茶碗・「楓暮」・は千宗旦・同じく長次郎黒
 茶碗・「摺墨」・は山田宗偏・二代目楽常慶赤楽茶碗
 ・「山居」・は川上不白の花押である。
 このように各流・各代の茶匠ら自ら所持したり・自流
 の縁故の人に依頼されたりして箱書し花押を書くこと
 によって茶道具を修飾し・茶会を演出してくれている
 のである。

  ◆長次郎・作・黒茶碗・銘・「摺墨」。
             ・山田宗偏・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★宗偏・花押。

  ◆長次郎・作・黒茶碗・銘・「楓暮」。
             ・宗旦・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★宗旦・花押。

  ◆常慶・作・赤茶碗・銘・「山居」。
             ・宗旦・直書。
             ・川上不白・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★不白・花押。


●「代を重ねる花押」・・・●

★茶道具の価値は往々にしてその箱及び箱書によって立
 証されることがある。
 すなわち箱や次第・(仕覆・添幅・添盆など)・が多
 く付属するから価値があるのではなく・中身が優れて
 いるからこそ箱や次第が多いのである。
 そしてその箱には内容物の名と・外箱ならば内箱の筆
 者を記し・これに署名と花押が伴う。
 箱書が多く重なる場合・同流の茶匠が代を追って箱を
 重ねることが多く・箱に伴って代々の花押が重なって
 くるこ
 とになる。・略・・・。

   ◆藪内剣仲・作・一重切花入。
             ・休々斎・内箱。
             ・同・添幅。
             ・竹窓・外箱。
             ・香雪美術館。

     ★休々斎・添幅。

     ★休々斎・花押。

     ★竹窓・花押。

★いま一つが少庵共筒茶杓・(無銘)・である。
 この茶杓は作者少庵の共筒花押に始まり・内箱に元伯
 宗旦が添状に表千家六世原叟が・中箱に七世如心斎が
 ・外箱に九世了々斎が次々と書付をし・何と五代にわ
 たる花押が文字通り・一本の茶杓に花を添えているの
 である。

  ◆少庵・共筒・茶杓。
             ・箱書・内箱・宗旦。
             ・中箱・如心斎。
             ・外箱・了々斎。
             ・原叟・添状。

     ★了々斎・花押。

     ★如心斎・花押。

     ★宗旦・花押。

     ★原叟・花押。

     ★少庵・「〆 少花押」。


●「花押の施法」・・・●

●1・墨書。

●2・漆書。

●3・筋彫。

●4・字形。


―”額彫”―

  ◆原叟・作・尺八花入・銘・「相生」。

―”漆書”―

  ◆久須美疎安・作・竹蓋置・銘・「八木」。

―”墨書”―

  ◆仙叟・共筒・茶杓。

―”字形”―

  ◆松平不昧・作・一重切花入・銘・「寸龍」。


●「珍器と花押」・・・●

★珍しい器に花押があることは・その器物を一層引き立
 て・興味を倍加させるものがある。
 また時には花押があることによって珍品の扱いを受け
 ることもある。
 前者の例として備前寿老香合を・後者の例として寸松
 庵作竹蓋置を掲げた。
 この香合は備前池田家候の家老で・虫明焼の創始者で
 ある伊木三猿斎の手造りであり・やはり虫明焼の窯で
 作られたと思われるが・誠に珍品であるといえよう。
 そしてその蓋の部分と裏側と・箱の蓋の両方に玄々斎
 の書付があり・玄々斎が三猿斎に皆伝のを授けた師匠
 であるだけに格別にゆかしく思われる。・略・・・。

  ◆伊木三猿斎・手造・寿老香合。
             ・玄々斎・在判・箱書。

     ★玄々斎・花押・箱書。

  ◆佐久間将監・作・竹蓋置・銘・「月代」。
             ・山田宗偏・箱書。
             ・香雪美術館。

     ★将監・花押。

  ◆井戸塩笥形香炉・黒塗四方盆・銘・「三笠山」。
             ・利休・在判。
             ・前田家伝来。

     ★利休・花押。



**”以下・白黒”**


●●『花押の成立と茶人』・・・●●

**”小田栄一”**

 ●花押の定義。

 ●花押の歴史。

 ●花押の様式。

   ◆明朝体。

     ★敬愛点。

     ★命運点。

     ★眷属点。

     ★福徳点。

     ★身魂点・(智慧点)。

     ★住居点。

     ★降魔点。

 ●花押の果たす役割。

 ●茶人の花押。

   ◆清拙正澄・遺偈の花押。

   ◆古田織部宛の消息に書かれた・伊達政宗の花押。

   ◆小堀遠州・詠草の箱書に書かれた・水戸徳川斉
    修・茶用の花押。


●●『茶人の花押抄』・・・●●

**”(106点)”**



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